コラボ企画、金子潤 の「はだしの森歩き」 & 森とひとと木 の「癒しの森林浴』の2日目は、森とひとと木の森林浴です。(1日目の様子はこちら)
2日目もいい天気!ちょうど梅雨明けしたようで。一気に夏がやってきましたが、標高1400m前後という高根の空気は高原らしい清々しさ。森の入り口に立った瞬間、春より一層濃くなった緑の重なりに心奪われます。
しばし眺めてから、旧街道だったつづら折りの坂道を下ります。
ふかふかの土!土の香り!との声。昨日金子さんと足裏の感覚を研ぎ澄ませたからでしょうか、皆さん歩く感触、土の香りに意識が向いているようです。
立ち止まって、風の動き、森の香りを感じていただきます。
耳を澄ませてしばらくするとせせらぎの音に気づきます。
ふかふかの土を通って美しい流れとなった小川の水。
手を浸す方、川沿いの風の流れを頬に受ける方。思い思いに森を五感で感じます。
この森の中の、私の好きな木もいくつかご紹介。樹皮の違いを触って確かめていただきました。
樹液を嗅いでみると、柑橘系の爽やかな香り!樹木が自分の身を守るためにまとっている香り。それが人には心地よく感じるなんて不思議です。
こもれびのオブジェがある場所にやってきました。
ここで好きな場所を探してしばらく一人で過ごしていただくようにお声かけしました。
今回参加してくださった方は、皆さん自然が好きで、日常にもどこか自然との接点のあると思われる方ばかり。躊躇することなく道から外れて森に分け入り、心地よい空間で立ち止まり、しゃがんだり見上げたり。
少し離れた場所から見守る私には、皆さんが森と溶け込んで、ふっと表情和らぐ感じがとても嬉しかったのです。少し日常を忘れる時間をお過ごしいただけたでしょうか。
お楽しみの時間も♪
こもれびキャッチ
紙の上に移る影が、映像のように揺れ動くさまは、いつまでも眺めていられます。マインドフルネス的な要素もあって、静か~に眺める日もありますが
この日は皆さん、すっかり童心に還ってはしゃいでみえました♪
楽しかった~♪
さて、この森の出口に鎮座する巨木のところまでやってきました。
枯れてしまった樹体の上に、いろんな種類の木が根を下ろしています。
うろの中にはキノコも生えて。ここで小さな動物が雨風をしのいでいたかもしれません。幹には苔がびっしりと。小さな穴にも虫や鳥たちが命をつないでいることでしょう。
私はいつもここで、この木が育む命の豊かさを感じます。この木は生きているなぁって思うんです。
(写真は参加してくださったおひとりが「この木はハートですね♡」と送ってくださったたものを使わせていただきました。)
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今回の「はだしといやし」のコラボ企画は、ご一緒させていただいた皆さんとの、まさに相乗効果で素敵な森時間となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。またご一緒できる日を楽しみにしています
裸足と森との一体感の心地よさを伝えてくださった金子さん、いつも安全に歩けるようサポートしてくださっている高根まちづくり協議会の中井さん(素敵な写真も!)ありがとうございました。
高根の森での森林浴、次は紅葉の美しいころに企画しようと思っています。