高山市では職員向けに、「女性の活躍推進」をテーマにした講座を開催されています。
この講座で、ウエルビーイングや自分自身をいたわることの大切さについて、森林浴の効果もあわせて講座を。とのご依頼をいただきました。なんという光栄!
ただ、てっきり春になってからの、森で森林浴開催をイメージしていたら、なんと終業後の夜で、冬で、室内という、トリプルで想像を超えたご依頼でした(笑)
森ではない場所で森の魅力をお伝えするという、チャレンジングな試み。「五感」を開くことと心の健康との関係性を中心にお話させていただくことに。
『森でココロとカラダを整える~森と人との優しい関係~』
これは担当のF氏がつけてくださったこの講座のタイトルです。ありがとうございます。
森に行けないならば森の一部を持参しよう!
雪が積もった飛騨では採集できないため、岐阜に出かけたついでに、樹皮や枝葉をせっせと集めてきました。どんな風にお伝えすると楽しんでいただけるかな~なんて考える、この準備期間がまたとても楽しい時間になりました。
木から生まれた和ろうそくの炎の揺らぎなど、室内でも体感できる自然の恵み、呼吸のこと、姿勢のこと、心の持ち方、脳の構造の話まで、そして森林浴の健康効果と、なかなかボリュームのある内容になりました。
香る葉っぱを説明しています・・・我ながら楽しそう(^^)
五感ってなんだろう。ストレスって何だろう。心地よいってどういうこと?
エビデンスをお伝えすることはもちろんですが、自分が体感していないことには心がこもりません。こういう場面では、いつもできるだけ体感として自分が腑落ちしたこと=「わたしなりの」をお伝えしています。
結局今まで経験してきたことや、悩んできたことこそが、人に伝える場面で糧になっていることを感じます。
何か一つでもお持ち帰りいただけたら幸いです。そして今度は森で、森林浴の心地よさを体感していただきたいと思っています。
この機会をいただき、また多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。